小動物愛好家♪ Vol.3 【2014.05.11】
マーラくん!?
いえいえ(*^^)vマーラ君はなかなかお口の中を見せてくれないので、世界最大のねずみ、カピバラさんに協力してもらいました!
ちなみに、お隣にいたカピバラさんは「やまちゃん」でした…どこかで聞いたような…
今回は『歯』についてです。
皆さん、モルモットやウサギ、ハムスターなどなど。お口の中って見たことありますか?前歯が長い、という印象は強いですよね(*'ω'*)
それぞれ歯の本数は違いますが、門歯(前歯)と臼歯(奥歯)の構造になっていて、
なんと一生伸び続けるんです!!!
伸びすぎた歯は頬や舌を傷つけ、痛みで食事ができなくなり、ストレスなどでも体調を崩してしまいます|д゚)
当院には主にウサギさんで歯のカットの処置を行うことがあります。
「じゃあ、切らなきゃいけないの!?うちの子伸びてないよ!!」って方が大半だと思います(^^)/
それもそのはず、この不正咬合の原因は先天性、外傷などありますが、人に飼われる環境下では特に食事の内容が大きく関わっています。
柔らかい食べ物やペレットに偏った食事をしていると、伸び続けてしまうんです…
対策
1.牧草(干し草)を主食とする。次に専用ペレット(モルモットはビタミンC強化のもの)、新鮮野菜。
牧草は顎を使ってすり潰して食べることにより、顎の筋肉が強化され、上下の歯の摩耗により臼歯の伸びすぎを防いでくれます。(ハムスターは臼歯は伸びないのでペレットが主食です)
2.かじり木を与える
門歯の伸びすぎ、ストレス発散にもなります。